AVの歴史①
デコレート行政書士事務所

はじめに
みなさん、こんにちは。
夜職のミカタ,デコレート行政書士事務所代表の吉田晃汰と申します。
当事務所はアダルトビジネス事業者様の許認可取得,契約書,営業指導を行っております。
アダルトビジネス、日本の『エロの歴史』は本当に面白いです。
今回は適正AVと言われる現在のAV業界の自主規制を敷いているインディーズAVと呼ばれたメーカーの歴史について解説いたします。

〈AVの販売主はレンタルショップ〉
1990年代以前、AVは『買うもの』ではなくレンタルショップで『借りるもの』でした。
当時AVは、ビデ倫(日本ビデオ倫理協会)という任意によって作られた団体による大変厳しい審査を通してレンタルショップに置くことができました。
陰毛も禁止されるほど厳しい審査だったため、今の時代からは想像もできませんね・・・笑
〈インディーズAVの登場〉
80年代からビデ倫の審査を受けてレンタルされるAVと並行して、通販などでのみ流通するマニア向けビデオが存在しました。
1993年、『ビデオ安売り王』というビデオを販売するフランチャイズが登場。ビデオは借りる時代から買う時代へ。
勢い止まらず、1995年には全国に約1000店舗の加盟店がありました。
そこで元々、AVを通信販売専門で行っていた『インディーズAV,買うAV』の作品が安売り王の店頭に並ぶようになり『買うAV』の市場が一気に拡大。
しかし店頭に並んでいるAVの多くは、既存AVの違法コピーの海賊版。
そのため、1995年に約30社のAVメーカーから著作権違反として訴えられ、FC本部の代表(佐藤太治)が風営法違反で逮捕される事件が起きました。
ちなみに佐藤太治さんという人物も大変面白いので、ぜひ下記画像をタップ又はWikipediaを参考にしてください。

〈買うAVのメーカー乱立時代〉
安売り王の本部が終わり供給が止まった店舗は、店頭に販売できるAV作品を探します。
海賊版を取り扱っていたことにより、訴えられたため、「適正なものを販売しよう」ということで一気に『買うAV』のインディーズAVのセルメーカーが活躍します。
2004年には『可愛い女優はビデ倫の審査の通ったレンタルAV』という常識を壊す、エスワンというインディーズAVメーカーが登場。
エスワンは、レンタルのAVメーカーから今でも有名な「蒼井そら」を引き抜いたことでも有名です。
現在では河北彩伽,本郷愛,逢沢みゆ,うんぱいなど多数有名女優が在籍していますね。
当然インディーズAVに関してはレンタルAVと比べて修正が薄いです。そのためレンタルAVメーカーで出演していた女優がインディーズへ移籍すると話題になりますよね。
〈ビデ倫の終焉〉
『可愛い女優はビデ倫の審査の通ったレンタルAV』という常識を壊されたビデ倫は、存在意義を失います。
インディーズAVの人気高騰により、ビデ倫はどんどん審査基準を緩和していきました。当時は陰毛も禁止されていたものが、肛門までOKを出してしまうという始末。
迷走したビデ倫は、わいせつ頒布幇助罪で摘発されました。ここでインディーズAVの勝利となります。
〈適正AV〉
インディーズAVはその後、AV業界を牽引していく存在となります。ビデ倫にならいインディーズAV業界の方々が『自主規制』をしき、適正AVという審査を通して販売れるAVを確立しました。
適正AVは概ねパッケージの裏に青色のマークが付いていますので、ぜひ一度ご覧になってください。笑
そして、そんな適正AVに対等する素人っぽいのがいいと話題の『同人AV』。myfansなどのプラットフォームを利用して、販売/サブスクで利益を上げる営業形態。
そんな中で登場したAV制作側に非常に不利な『AV新法』。今後のAV業界はどうなるのでしょうか・・・
夜職のミカタとして、見守っていきたいです。

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